第83回日本学生選手権水泳競技大会 競泳競技
 
【日本新記録続出の予感・・・】
 2007年8月に世界競泳インジャパンが開催されます。日本競泳選手団の中核をなすのが大学生で、17名の選手が派遣されています。世界競泳インジャパンの調子を持続したまま迎える本大会は、連日の好記録が想定されます。また、日本選手権で涙をのんだ選手たちの、インカレに懸ける気迫が大記録を呼び起こす・・・。
【トップアスリート達の真剣勝負】
 世界を沸かせた選手たちが集う本大会の関心は高く、多くの観客の来場が予想されます。世界でもトップレベルでの実力を誇るアスリート達の真剣勝負が東京辰巳国際水泳場で繰り広げられます。学生日本一決定戦に相応しい緊迫した空気を肌で感じられます。
【母校の名誉をかけた白熱した大会】
 本大会、選手は母校の名誉のために勝負(順位)にこだわります。館内は熱気に包まれ、母校応援の大歓声がこだまします。三連覇を狙う日本大学(男子)と鹿屋体育大学(女子)に、王座奪還を狙う中央大学(男子)と日本体育大学(女子)、そして、近年急成長を遂げている明治大学(男子)と山梨学院大学(女子)を筆頭としたシード校が虎視眈々と王座を狙っている。
【大会展望】
男子
王者日本大学に王座奪還を賭けて、中央大学が挑む。
明治大学・法政大学・筑波大学・早稲田大学・中京大学も虎視眈々と優勝を狙う。
上記の大学を中心に、近年稀に見る大混戦が予想される。
東海大学・日本体育大学・福岡大学・山梨学院大学がシード権を賭けて、熾烈な争いを展開することが予想される。
個人種目では、50m自由形の伊藤真選手(明治大学)・100m自由形の佐藤久佳選手(日本大学)の日本新記録樹立に期待がかかる。どの種目も大混戦が予想され、誰が勝つか分からないレースが続出する。
女子
鹿屋体育大学の三連覇に期待がかかる。古豪、日本体育大学が王座奪還に挑む。
急成長中の山梨学院大学も力を付けており、優勝争いに加わることが予想される。
東海大学・関西大学は念願のシード権獲得を目指す。シード権争いには、現シード校との熾烈な争いが予想される。
個人種目では、200m平泳ぎの田村菜々香選手(東海大学)・100mバタフライの加藤ゆか選手(山梨学院大学)の日本新記録樹立に期待がかかる。大学1年生になった、矢野友里江選手(関西大学)の活躍も注目である。