大会の様子

 第84回日本学生選手権水泳競技大会が"ドラマは北京で終わらない!!"というキャッチフレーズのもとに開催された。1日目の今日は、予選競技から男子50m自由形において、川内 勇輝(福岡大 4年)が大会新記録をマーク。女子200mバタフライにおいて、矢野友理江(関西大 2年)が大会タイ記録をマークするなど、好記録が期待される展開となった。
決勝競技では、北京オリンピックで力を見せ付けた。入江陵介(近畿大 1年)が、男子200m背泳ぎで大会新記録を樹立。100m平泳ぎでは、田村菜々香(東海大 4年)が3連覇を達成し、北京五輪代表にリベンジを果たした。。
女子200mリレーでは、近畿大学と、鹿屋体育大学が日本記録を上回るレース展開となり、近畿大学が1分42秒44の日本新記録を樹立した。男子400mリレーにおいては、中央大学と日本大学が接戦の末、中央大学が3分18秒36の大会新記録を樹立した。
1日目終了時点の学校別対抗戦の途中結果は、男子は中央大学が王座奪還に向けて着々と点数を重ね1日目を終えてトップに立っている。また、4連覇を狙う日本大学を筆頭にシード校の多くがピッタリとマークしている。一方、シード権争いでは、シード校が順当に得点を重ねている。
女子は、近畿大学が2位の鹿屋体育大学を僅差ながらリード。鹿屋体育大学は4連覇に向けて好スタートを切ったとはいえない状況だが、まだまだ結果はわからない。シード権争いでは、混戦状態が続いており、どこが獲得するかわからない。明日からも、緊迫した戦いが予想される。