“学生日本一決定戦”第83回日本学生選手権水泳競技大会の最終日の競技が9日に行われた。
　3日目の最終日の決勝競技では、日本新記録が連発した。男子100ｍ自由形では、日本記録保持者の佐藤　久佳（日本大　3年）がアジアで初めて49秒を突破する48秒91のアジア新記録ともなる日本新記録を樹立した。また、女子200ｍ平泳ぎでは、種田　恵（神奈川大　3年）が田中　雅美が持つ日本記録を7年ぶりに更新する2分23秒85で2年ぶりに優勝を飾った。
　その他では、女子800ｍ自由形で矢野　友理江（関西大　1年）、男子1500ｍ自由形で園中　良次（福岡大　4年）、女子400ｍリレーで鹿屋体育大学チーム（湯本・渡辺・植田・高鍋）がそれぞれ大会新記録を更新した。
　学校別対抗戦の結果は、男子は日本大学が三連覇を果たした。王座奪還を狙った中央大学が２位、３位が筑波大学となった。
　女子は、鹿屋体育大学が強さを見せつけ三連覇を果たした。２位は、昨年度３位の山梨学院大学が入り、３位は筑波大学が食い込んだ。
　大混戦となったシード権争いでは、男子が福岡大学が接戦をものにした。女子は、東海大
学が日本大学を3.5ポイント差で破り、初のシード権を獲得した。
　団体結果→